【旅行記】雨でも楽しめる新島(最終回)
第1回は竹芝ターミナルから新島に到着するまでの流れを、
第2回は新島上陸後、雨天時の観光について書いた。
今回は、表題とは少しずれてしまうがとりあえず旅の最後まで書き記したいと思う。
第1回はこちらから↓
https://nislog1811.hatenablog.com/entry/2019/07/19/150504
第2回はこちらから↓
https://nislog1811.hatenablog.com/entry/2019/07/27/121316
※前回の続きなので第1回からご覧になることをオススメします
起床(17日7時ごろ)
雷の音で目が覚めた。窓は雨が叩きつけられていて、ビシビシと音を立てていた。
とりあえず朝ごはん・・・の前に「雨雲のレーダー」をスマホで確認。
雨は止む予報だが、本当なのか疑いたくなる天候だった。
今回宿泊したホンヨでは、晩ごはんは付けていなかったが朝食は付けていた。
「朝食の用意ができましたー」と女将さんらしい方の声が廊下から響いてきた。
すぐにレンタカーに荷物を詰め込めるよう片付ける。
片付けが終わったので、朝食を食べに食堂へいく。
(あ、写真撮り忘れた)
仕事の日はゆっくりと食事ができないので、優雅なひと時だった。
他の部屋に泊まっていた人たちは既に宿を出ていたので、私たちだけしかおらず
静かに食事していると外から雨の音しか聞こえてこなかった。
合流(17日9時半ごろ)
朝食の後、荷物の最終確認を行なって宿を出た。
大変お世話になりました。
私たちはレンタカーで新島観光協会へ向かう。
目的は「帰りの便の船が来る港の確認」だ。
全てではないが、島には大型船とジェットフォイル(高速船)が来る港が2つある。海の状況によって日々決定が下されるので、帰りに日は朝確認したほうが良い。
(新島では朝8時ごろに流れる島内放送か、観光協会に行けばわかる。もしくはツイッターで観光協会のアカウントをフォローすることをおすすめする)
私が乗る便(新島→東京竹芝)は新島港(黒根港)に来るらしい。
とりあえずわかってよかった。
前回新島にきた時に出発10分前に新島港に着いたが実はもう1つの若郷港に帰りの便が来る事になっていたという事があったため意識して情報収集をした。
(ちなみにその時は宿の人のドライビングテクニック?でなんとか間に合った)
情報収集を終えた私達には、もう1つ観光協会に来なければならない目的があった。
実は当日日帰りで友人が一人、新島へ遊びに来ることになっていたのだ。
元々は私と友人2人の計3人で新島へ遊びに来る予定だった。
しかし、急遽仕事が入ってしまった為、やむを得ずキャンセルしたものの…
「俺はどうしても新島の土を踏みたい。。!!!」と17日早朝のジェットフォイルに乗り、15時40分の東京行きで帰るという超がつくほどの弾丸スケジュールを決行したのだ。
雨が降る中、黒根港を見下ろせる駐車場に車を停めてジェットフォイルが来るのを待っていると…
「多分、着いたかも」とかなり曖昧な内容の電話がかかってきた。
無事に合流した彼の荷物は、小さいリュックサック1つだった。
合流後は観光協会の2階にあるカフェで朝食を食べる。
私と一緒にきた友人は朝食を食べたのでアイスコーヒーを注文。
天気の子(17日10時ごろ)
その後、あたかもちょっとした観光大使?になったように友人を連れて羽伏浦海岸とかじやベーカリー(手作りパンが美味しくて有名なお店)をめぐる。前日は営業していなかったが、問題なく開店しており、店内には美味しそうなパンがたくさん並んでいた。
お店のお姉さんに食パンについて聞いたところ、数日間は大丈夫とのことだったのでお土産に購入。さらに帰りの便で食べるパンも買っておいた。
天気は不安定だったので、間々下温泉に行きたかったが、水曜日は定休日という情報を得ていたので湯の浜温泉にいく。
前日も来たが、やはり景色は飽きない。
温泉に入ろうとしたら撮影班らしき団体と、お美しい水着のお姉さん3人組が出てきた。ちょうど入れ違いになったのだが、何か撮影だったのか、ちょっと気になった。
(結構スタイルも良くて、可愛かったな〜)
しばらく3人で話しながら景色を見ていると、日差しが照りつける時間が多くなってきた。
「これ、海行けるんじゃないか?」
「ちょっと黒根海岸行ってみるか」
「最後の最後でリアル天気の子か?笑」
なんて話しながら浜辺に行ってみると
波も穏やかで、透明度もあって入れそう! 水温はどうだろうか・・
ちょうどいい!! きたー!!!
入れるとわかった瞬間から、急ピッチで海水浴の準備を始める20代後半男性3人組。
透明度は最高クラスな黒根海岸でゆったりたっぷりの〜んびり海水浴を満喫した。
7月だと、8月と比べて水温が低いのでおそらく少し寒くなるかもしれないが
海に思いっきり入るとそんなに寒くない。
むしろ、日差しと温泉で体が温まったこともあり、ちょうどいい湯加減(?)←水温
1時間半〜2時間くらいは海で遊び、15時40分の帰りの便に余裕を持って乗り込みたかったので体を洗うために3度目の湯の浜温泉へ。
更衣室にはシャワーが設置されているので海水を洗い流す。(シャワーは無料だが、ドライヤーなし)
体をテキトーに清め、湯の浜温泉を後にして新島観光協会へ。
帰りの準備(17日14時ごろ)
借りたレンタカーは新島観光協会近くの駐車場に乗り捨てた。
(捨てたというと語弊があるが、借りた店まで持っていかなくても良いので駐車しておいた。念の為、置いた場所も電話した)
朝にアイスコーヒーを飲んだ2階のカフェでお昼ご飯を食べる。
カレーライスと帰りは車に乗らないのでビールを注文。
クーラーの効いた館内で、火照った体に冷たいビールとスパイスの効いたカレーを流し込む。旅の醍醐味とも言える、最高の瞬間だ。
1階には売店兼お土産屋さんがある。
そこで「明日葉アイス」なるものが気になったので購入。
そして「牛乳せんべい」を職場用と自宅用に購入。
「明日葉アイス」は明日葉の爽やかさがミントのような感じで際立っているアイスだった。結構明日葉が入っていて、味が濃くて美味しい。
「牛乳せんべい」は新島名物のお菓子でせんべいというもののちょっとクッキーのようにも感じる美味しさ。また、牛乳せんべいには明日葉味もあるので、2種類をまとめ買い。
帰り(17日15時半ごろ)
アイスも食べ終わり、帰りの便を待ちつつ今回の旅を振り返る。
今回で4回目の島旅だが、こんなにも天気が目まぐるしく変わったのは初めてだった。
「夏のシーズンに島に来たからには海に入りたい」
そんなささやかな思いが伝わってよかったなんて話しながら待っていると
館内放送が流れた
忘れ物がないか入念に最終チェックを行い、桟橋に向かう。
今回乗船したジェットフォイルは「大漁」
毎回、帰りの便はなぜかこの大漁なので船体を見ると旅の終わりを感じる。
乗り込んでみると、すでに多くのお客さんが乗っていた。
私たちの後ろには同世代(20代)くらいの女の子3人組がいた。
島に女子旅なんて洒落てて華やかだな〜なんて思いつつ、かじやベーカリーで購入したお惣菜パンを食べながら離れてゆく新島をボケーっと見ていた。
これであとは東京の竹芝までゆっくり寝ながら船旅を満喫しよう。。と、
思っていたがジェットフォイルに乗ったら絶対に聴きたいメロディーがある。
ジェットフォイルの船内にはモニターが設置されており、そこには船の説明や館内設備の紹介動画が流れている。その動画に使われているBGMが耳に残っており、船に乗っている時はこれを聴いてテンションを上げている。
(曲名はフリー音源の「チョコレート大作戦」といい、ユーチューブでも視聴可能だ)
東海汽船以外の船にほとんど乗ったことはないが、どこか心に残るような選曲をしているように感じるのが、港に着く時や出航するときに流れる「我は海の子」
これがまた、船旅を印象付けてくれるようなメロディーで、初めて聴いた時から私の中の忘れられないBGMランキング上位にランクインしている。
毎回これを聴く度に心の中で「来たー!!」と叫んでいる笑
船は移動手段の1つであるが、せっかく乗るのであれば様々な視点や感覚を使って楽しむのも良いと思う。
「チョコレート大作戦」を聴いたあとは15日からの遊び疲れですぐに寝てしまった。
気が付いて目を覚ました時には、ガントリークレーンが見え始めていた。
伊豆諸島に行ったことのある人なら、誰もが感じたことがあると思う。
大海原に浮かぶ大自然の素晴らしさを体感し終えた後に、押し寄せるコンクリートジャングル。これが私たちの「日常」なんだと改めて認識しつつ、同時に寂しさもやってくる瞬間。
(竹芝桟橋から反対岸に見える水色の建物に描かれた「ホウスイ」の文字を見た瞬間に「あーーータビオワッタ」ってなります)
船は無事に着岸し、下船する。
船に乗る前は何も感じなかった周囲のビルが、大きな壁に見えてくる。
旅が、終わった。
楽しかったし、ケガも病気も事故もなく、無事に帰ってこれてよかった。
次はどこの島に行こうか。
そんな事を思い浮かべながら、会社帰りのサラリーマンが行き交う街へ飛び込んだ。
●ここまでの豆知識まとめ
【1回目】乗船〜新島到着
①乗船チケット購入後すぐに記入欄を埋める
②チケット購入は少し早めに行い、「天空の湯」をお得に入浴
③他の乗客の事を気にして寝たくないのなら「特2等」がオススメ(コンセント付き)
④乗船前に酔い止めを飲むのもよいが、東京湾は大して揺れないので乗船後でもOK(多分)
⑤就寝中は喉が乾燥するのでマスクを着用すると良い
⑥新島は新島港(黒根港)と若郷港(わかごう)がある(宿の人は事前に聞いて港にくるので連絡する必要なし)
【2回目】新島到着〜観光〜就寝
①平日に島へ行く場合は飲食店などの「定休日」を調べておく
②雨天の際に展望台や山へ行く場合は「雲がかかっているか」確認する
③新島の入浴施設は基本的にバスタオル&シャンプー持参した方が良い
④砂風呂には温泉もついている(バスタオルは持参)
⑤湯の浜温泉は無料だが小銭持参を推奨(コインロッカーで使用)
⑥晩ごはんを宿で食べない場合は旅行前に予約がオススメ
⑦わからないことはとりあえず周りの人に聞く
【最終回】2日目起床〜竹芝桟橋到着
①アプリやサイトで「雨雲レーダー」を確認
②帰りの便の船が出航する港を島内放送もしくは観光協会で確認する
③新島観光協会では売店・お土産屋、カフェ、シャワーが完備されている
④レンタカーは店まで戻す必要がなく、港で降りて置いても良い
⑤船に乗ったら「我は海の子」と「チョコレート大作戦」を聴こう!笑
●旅行概要
行き先:東京都新島村(新島)
日 時:2019年7月15日23時〜7月17日18時までのおよそ2日間
旅行者:筆者(20代男性)、友人(20代男性)の計2人 ※最終日1人追加
宿泊先:ホンヨ(宮川商店)
予 算:5〜6万円程
・宿代6000
・移動費22000
・レンタカー代8000
・食費10000
・雑費5000
この度は本ブログをご覧くださり、誠にありがとうございました。
少しでも皆様の旅の豆知識になればと思い、初めてブログを書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
ブログ初心者ということもあり、拙い文章や見にくい部分もあるかと存じますが、ご了承いただければ幸いです。
2019年8月6日 にすろぐ
●注意事項
※本ブログの情報はあくまで個人的な見地により投稿していますので、情報に不備や不適切がある場合はご容赦下さい。事故やトラブルなどが発生した場合、当方では一切の責任を負いません。ご自身の判断と責任で行動して下さい。また情報についての問い合わせなどは受け付けておりません。ご理解の程、宜しくお願い致します。
【旅行記】雨でも楽しめる新島(2回目)
第1回は竹芝ターミナルから新島に到着するまでの流れを書いた。
今回は雨が降る中到着した新島で、どのように遊んだか書きたいと思う。
第1回はこちらから↓
https://nislog1811.hatenablog.com/entry/2019/07/19/150504
※前回の続きなので第1回からご覧になることをオススメします
観光(16日8時半ごろ)
スタートするのはいいが、とりあえず朝ごはん。
宿の近くには「かじやベーカリー」というパン屋さんがあるので行ってみたが
定休日で閉まっていた。
そこで新島観光協会の2階にあるカフェへ行ったものの、こちらも定休日。
平日に新島へ行く場合は、定休日に注意したほうがいいなと痛感。
空腹でこれ以上店を探したくなかったので売店でとりあえずパンを買う。
海水浴ができない場合は「富士見峠展望台」や「羽伏浦海岸」、「石山展望台」へ行くプランで考えていた。
しかし富士見峠も石山ももくもくとした雲がかかっており、現時点では厳しいと判断。
(レンタカー屋のお兄さんからも「見ての通り、登っても何も見えないよ」と言われた)
なので新島のベストインスタ映えスポットの羽伏浦海岸へ行く。
雨が一時的に止んだものの、風が強く浜辺までは行けなかった。
しかしここの海岸は雨が降っても曇っていても、海が綺麗。
新島は白い砂浜が多く、海水も透明度が高いので足元もよく見える。
ただし羽伏浦は少し沖に出ようとすると急に深くなる(らしい)ので
がっつり入るなら前浜や黒根海岸などが個人的にはおすすめ。
(サーフィンなら波もパワフルな「シークレットポイント」が良いと聞きました)
一通り海岸を見たあとは、間々下温泉(まましたおんせん)に行くことにした。
気温も低く、海も入れないのなら温泉に入ってゆっくり満喫しようと考えた。
間々下温泉は新島観光協会から車で数分のところにある。
眼下には間々下海岸を望み、水平線の向こうには式根島と神津島が見える。
私史上最高クラスの温泉だ。
入浴料は300円。だが浴室にはボディーソープしか無いのでシャンプーは持ち込みか別途料金が重なる。またフェイスタオルは販売しているが、バスタオルは持ち込む必要がある。ドライヤーは脱衣所にある。
荷物を入れるロッカーはコイン式では無い。鍵を左方向にぐるぐる回すと閉まるタイプだったと思う。
また、間々下温泉でもう1つ有名なのが砂風呂だ。
砂風呂は700円かかる。(砂風呂用の浴場があるため、入浴料300円は必要なし)
お風呂の状況とタオルについてはこちらも上記同様。
砂風呂は人生初体験。
まず脱衣所で事前に渡された浴衣?を着る。(ノーパンで)
砂風呂に入るとスタッフに誘導され、砂の上に仰向けで寝ると
全身に砂がかけられる。この時点で結構熱い。
砂風呂に入っている時間はスタッフ曰くおおよそ10分〜15分とのこと。
基本的には出る時間は自由らしい。(混雑時はおそらくきっかり時間が決められているのだと思う)
※写真を撮りたかったが、他のお客さんもいたので自粛
今回私は温泉(300円)と砂風呂(700円)の両方に入ったが、温泉のほうで思わぬ出会いがあった。
朝、宿で声をかけてきたオッチャンが露店風呂にいた!
(最初、メガネをかけていなかったのでわからなかったが、友人が気づいて挨拶した笑)
そこでも色々な話を聞いた。
毎年この時期に来ては、お墓参りとサーフィンをされているそう。
(しかも40年以上通っている大ベテランだそう!)
「以前と比べてくる人が少なくなっている中、来てくれてありがとう」と言われた時は目頭が熱くなった。
旅行に来て、宿やお店の人以外でお礼を言われたのは初めてだ。
そんな出会いやリラックスタイムを経て、間々下温泉を後にした。
気がつくと正午を回っていたので「どさん子ラーメン」へ昼メシを食べに行くことに。
久しぶり(15日夜に食べたピザ以降)の温かい食事に感動しつついただく。
味噌が効きつつもさっぱりとした印象。非常に食べやすくて美味しい。
コーンも甘くて美味しかった。
味噌ラーメンは800円。ごちそうさまでした
どさん子ラーメンを後にし、外に出てみると雨がおさまり山の上の雲がなくなってきた。
今のうちに!ということで石山展望台へ向かう。
石山展望台へは親水公園近くのT字路を曲がり峠道を登る。
ちなみにこの峠道は「防衛省ミサイル試験場」へ続く道だそうで、
一番奥まで行ってもほとんど見るところはない。
石山展望台はそんな峠道の中腹にある。
石山展望台は新島特産の「コーガ石」が産出された石切場だそうで
現在では行われていないのか、一般人も入れるように道が整備されている。
整備されていると言っても、周囲は石がゴロゴロしており
特撮ヒーローの戦闘シーンで使われていそうな光景が広がっている。
一番奥の展望台まで車で行けるが、案内表示が少なく本当に行っていいのか
わかりにくい。(奥に車が止められる大きさの駐車スペースがあるので、車で行くことは問題ないと思います。車道は平らに整備されているのでパンクの心配はないかと思います)
新島のダイナミックな景色を楽しんでいた時、展望台周辺が雲に覆われてきたので
早めに下山を決意。
また雨が降ってきた。
ジメジメしていたのでもしかしたらとわずかな希望を胸に、黒根海岸の水温を確認下が海は黒く水温もかなり低かったためこの日の海水浴は断念。
海がダメなら温泉で水着を着よう!と湯の浜温泉(通称パルテノン神殿?笑)へ向かう。
湯の浜温泉は24時間営業しており料金は無料。
しかしコインロッカーで100円かかるので小銭は用意しておくと良い。
(更衣室近くに自販機もあるが念の為に用意しとくのが得策)
また、温泉と行ってもシャンプーやドライヤーの類は設置されていない。
シャワーは更衣室にある。(タオルは持参する必要あり)
今回ここで気になったのがコインロッカー。
島に到着した時、海外から来た人もちらほらいたが英語の案内や説明が湯の浜温泉についてはほとんどなかった。
私が着替えてる時、欧米人のイケメンお兄さんが
「スイマセン、コレドウツカウ?」と困った顔して聞いてきたので英語が話せない私はできる限りのボディーランゲージで説明した。
「コイン、モッテキテナイ」と言っていたので100円プレゼント笑(困った時はお互いさまなので)
お風呂はいくつかあり、有名なのが高台に設置されているもの。
温度は結構高めなので湯冷めはしにくいですがやけどに注意。
ちなみにここは混浴で、水着は着用する必要がありますので
カップルやファミリーでも楽しめます。
イケメン欧米人も高台のお風呂に入っていて、彼女が下でオロオロ探していたので
「彼女が探してるよ!(日本語)」で伝えると
「Look for me?……oh!」と言われた笑
旅に来て、こういうコミュニケーション?取れるのは面白い。
しばらく友人と風呂に入りながら話していると、
若々しいおじいちゃんが来た。
おじいちゃん「宿の人に聞いたけど、明日晴れるらしいよ」
私「え!?まじですか?」
おじいちゃん「ほんとかどうかわからないけど、期待したいよね〜」
なんて会話から始まって、毎年この時期に島に来てること
去年は式根島でシュノーケリングして熱帯魚やらウツボやらを見つけたなんて
話しをたくさんした。こういう話しから得られる情報は本人の実体験なので実があって面白い。
どうしてもネットで知らない人の経験がすぐに閲覧できる時代。
名前は知らないけど、一緒に風呂に入りながら教えてくれる話は非常に価値あるものだと感じた。
朝のオッチャンもそうだけど、毎年この時期に来たら顔なじみになりそうだな、なんて思いながら湯の浜温泉を後に。
しかしここで体力の限界がきたので宿に戻り、一度昼寝をすることにした。
晩ごはん(16日19時ごろ)
昼寝のあとはのんびり宿で雑談し、シャワーを浴びて晩ごはんへ行くための準備。
(湯の浜温泉ではシャンプーや石鹸が無いので潮風で頭がギシギシでした)
今回行ったお店は「栄寿司(さかえずし)」
新島では結構有名なお店らしく、去年来た時も事前に予約をした。
今回も同様に予約を行い、確実に入れるようにしていたので晩飯難民にならずに済んだ。
(新島は閉店時間も早く、飲食店も少ないので事前に調べて予約することがオススメ)
ちなみにこのお店は駐車場がない?ので徒歩で来るのがオススメ。
せっかくならお酒も飲みながら、お寿司を食べるのも最高なので(今回宿選びの段階から、栄寿司に来ることを想定して徒歩で来れる宿を選んだ)
普段あまり飲まないビールを飲んでほろ酔いになったことをいいことに、
友人と島寿司を食べながらあーでも無い、こーでも無いとトークタイムを開始
(男同士で恋バナや仕事の話など)
結局トークタイムは4時間にもおよび(お店にいたのは1時間半〜2時間くらい?)
宿の布団に入るまで語り明かしました。
(島での就寝は結構早いそうで、23時前には他の部屋は消灯していたのでヒソヒソ話ししてました)
今回は新島到着後から就寝までを書きました。
次回は2日目、最終日について書きます。
●ここまでの豆知識まとめ
【1回目】乗船〜到着
①乗船チケット購入後すぐに記入欄を埋める
②チケット購入は少し早めに行い、「天空の湯」をお得に入浴
③他の乗客の事を気にして寝たくないのなら「特2等」がオススメ(コンセント付き)
④乗船前に酔い止めを飲むのもよいが、東京湾は大して揺れないので乗船後でもOK(多分)
⑤就寝中は喉が乾燥するのでマスクを着用すると良い
⑥新島は新島港(黒根港)と若郷港(わかごう)がある(宿の人は事前に聞いて港にくるので連絡する必要なし)
【2回目】到着〜観光〜就寝
①平日に島へ行く場合は飲食店などの「定休日」を調べておく
②雨天の際に展望台や山へ行く場合は「雲がかかっているか」確認する
③新島の入浴施設は基本的にバスタオル&シャンプー持参した方が良い
④砂風呂には温泉もついている(バスタオルは持参)
⑤湯の浜温泉は無料だが小銭持参を推奨(コインロッカーで使用)
⑥晩ごはんを宿で食べない場合は旅行前に予約がオススメ
⑦わからないことはとりあえず周りの人に聞く
【旅行記】雨でも楽しめる新島(1回目)
東京都にはコンクリートジャングルだけでなく、綺麗な海、豊かな山や自然が実はたくさんある。
太平洋上に点在する東京諸島(伊豆諸島という呼び方の方が多い印象)で言うと、「静岡県じゃないの?」とか「伊豆大島だっけ?知ってるよ」など周りの友人や知り合いは意外とあんまり知らない人が多い?印象を受ける。
これから本格的な夏を迎えるが、東京諸島へ遊びに行く人もいるかと思うので、このブログではそんな東京諸島の中の1つ「新島」で経験した「雨天時の遊び」と「旅の中で気づいた細かい細かいこと」を時系列に書きたいと思う。
●旅行概要
行き先:東京都新島村(新島)
日 時:2019年7月15日23時〜7月17日18時までのおよそ2日間
旅行者:筆者(20代男性)、友人(20代男性)の計2人
宿泊先:ホンヨ(宮川商店)
予 算:5〜6万円程
・宿代6000
・移動費22000
・レンタカー代8000
・食費10000
・雑費5000
※本ブログの情報はあくまで個人的な見地により投稿していますので、情報に不備や不適切がある場合はご容赦下さい。事故やトラブルなどが発生した場合、当方では一切の責任を負いません。ご自身の判断と責任で行動して下さい。また情報についての問い合わせなどは受け付けておりません。ご理解の程、宜しくお願い致します。
追記(2022年2月)
※本ブログは2019年当時の内容となるため、2020年に就航された「新さるびあ丸」に関する情報は記載しておりません。何卒ご了承ください。
出航前(7月15日20時ごろ)
行きは23時に出航する「さるびあ丸」に乗り込むため、竹芝客船ターミナルに向かう。
券売所では予約時に告げられた「予約番号」が必要になる。予約番号を伝えるとスムーズに支払いができる。(ネット予約もできるそうです)
発券された乗船券は、船に乗る直前までに右側の記入欄を埋めておく必要があるので券売所付近にあるテーブルを使うとよい。
(券売所付近で書かないと乗船券を確認するときに荷物を抱えながら記入しなければならないため、チョット面倒)
ちなみに当日はあいにくの雨ということもあり、そもそも出航するのかもわからなかったため、竹芝に来る直前まで東海汽船の「運行状況」をかじりつくように見ていた。
(23時出発のさるびあ丸については当日の17時前後に出航の最終判断が下される)
ターミナルには20時ごろに到着。風呂に入るため「ホテルアジュール」にある天空の湯へ。(写真は無いです)
道中海側を見てみると…さるびあ丸が!!
(全体像を写すの忘れた)
なんやかんやで順調?に風呂に入り、支度を整え無事に乗船。
ちなみにベイサイドホテルアジュールの天空の湯は日帰り入浴で1,000円(東海汽船の乗船チケットを提示すると600円で入れる)←今も割引があるかどうかは念の為再度ご確認ください。
これから航海開始です。
出航(15日23時ごろ)
さるびあ丸は長時間乗船することになるので、いくつか「寝るところ(部屋)」があり料金によってグレードが異なる。
今回、初めて乗船する私が選んだのは特2等室。
これはカーテン付きの寝台で、プライベートスペースを確保できるので個人的にはオススメ。
(ほぼ雑魚寝の部屋とかになると、知らない人と真横になったりもするそう。それはそれで、新しい友達ができたり楽しそうだけど。。)
寝台にはコンセントが1つあるので携帯電話の充電が可能。また、備えつきで薄い毛布があるものの、さらに追加で毛布を借りることも可能だそう(船内アナウンスでそんなようなことが流れてた)
寝台は布団やベッドと違い少し硬いので、人によっては寝にくい可能性がある。
船酔いが怖いので、乗船30分前に酔い止めを飲んだが東京湾内はほとんど揺れないので効果が出る時間もずらすためもう少し後に飲めばよかったと後悔。
出航から間も無くレインボーブリッジの下を通過。
普段見る事のできない景色にみんな写真をパシャパシャ
その後は各々お酒を飲んだりお菓子を食べたりしてちょっとしたお祭り気分で船旅を楽しむ。
航行中(16日未明)
高いところから落ちる夢を見た。ワッと起きたらまだ落ちる感覚が止まらない。
そうだ、私は船に乗ってるんだ。そう思った瞬間に海が荒れてることに気づいた。
とりあえず服用から4時間以上経ったので酔い止めを飲む。
結果私は「もどし」はしなかったが、吐き気が来たら船内の中程にあるトイレがおススメ。
入った正面にそれ用の流し?が設置してある。
(船内の受付にもエチケット袋があると聞きましたが確認していません)
吐き気の懸念よりも、喉の乾燥が気になった。
部屋全体がエアコンが効いているため暑くはないが喉がやられる。
マスクを用意しておくべきだった。
しばらくすると大島に着いた。
大島は元町港と岡田港の2つある。
大雑把に、波が穏やかだと元町港、波が荒れてると岡田港と認識なのかな。
夜景が綺麗な東京湾から、一気に別世界に迷い込んだ感覚。
晴れてたらきっと素晴らしい島の全景が見れただろうけど、これはこれで神秘的で良いかも。
朝5時に雨が降る中、降りる人達を見送って、さるびあ丸は再び南下。
船内も消灯モードに入るが小腹が空いたのでレストランへ行くも、営業しているわけもなく自販機で食べ物を購入。
ハンバーガーセットは非常食感ある。味は察してほしい。
不味くはないがパンはパサパサ、ポテトは一本だけキンキンに冷えていた。
でもお腹に食べ物を入れられたので文句は無い。ゴチソウサマデシタ
その後、利島(としま)の港も見てみたかったが、眠気に勝てずスルー
途中、式根島(しきねじま)への着岸が怪しいという情報が放送されるもなんとか無事に新島に到着した。
到着(16日7時半ごろ)
新島の黒根港(くろねこう)に到着。荒天時だと若郷港(わかごうこう)になるとこもあるが、施設が比較的近くに揃っている黒根港だったので少し安心。
船を降りてさるびあ丸に別れを告げる。港には予約した宿のオーナーが迎えにきていた。今回宿泊した宿はホンヨ。1階にお店があり、とても便利な宿。
宿に到着し、荷物を預けてレンタカーの迎えを待つ。
(今回使ったナカダレンタカーは指定場所まで迎えにきてくれる)
待っている最中、部屋から1人のオッチャンが出てきた。
気さくに声をかけてくれて、天候や島の観光スポットの話をした。
同じ宿に泊まる人が挨拶してきたり、話しかけてきたりするのは島の楽しいポイントかもしれない。(私はコミュ力ないので頑張って話しかけてます笑)
その後迎えがきて、レンタカー事務所で支払いと説明を済ませて島内観光がスタート
次回は新島の島内観光から書きます。
●ここまでの豆知識まとめ
①乗船チケット購入後すぐに記入欄を埋める
②チケット購入は少し早めに行い、「天空の湯」をお得に入浴
③他の乗客の事を気にして寝たくないのなら「特2等」がオススメ(コンセント付き)
④乗船前に酔い止めを飲むのもよいが、東京湾は大して揺れないので乗船後でもOK(多分)
⑤就寝中は喉が乾燥するのでマスクを着用すると良い
⑥新島は新島港(黒根港)と若郷港(わかごう)がある(宿の人は事前に聞いて港にくるので連絡する必要なし)